【レビュー】お手頃なスジ彫り道具・クレオスラインチゼル

スジ彫り道具の中から凹の字で彫れるアイテム・チゼル(タガネ)系の道具の中でも最もお手頃な「GSIクレオス Mrラインチゼル」のレビュー紹介をしていきます。

出来上がり自体は値段とあまり関係なし。

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クレオスのラインチゼルは800円程で購入可能ととてもお手頃です。ホルダー付きだと少々値が張りますが、私は100均の2mmシャーペンをホルダー代わりとして使っております。

お手頃価格なので太さが違う種類を集めやすいのが嬉しいですねぇ(*´ω`*)

昔のモデラーさん達はこういったアイテムが無かったのでPカッターなどで彫っていたそうです。Pカッターで彫った事ありますが実際ちゃんと彫れますよ!

それでは実際にラインチゼルで彫ってみました。

所持している太さをプラバンに彫り込み。0.5はガイドがズレて線がヨレちゃいました(;^ω^)

しかしまぁ、0.3mmからはちゃんと凹字に彫れているのがしっかりと確認できます。

1000円以下の工具でもちゃんと彫れます、値段が高い工具だと切れ味的な所が変わってきます。BMCタガネは研ぐ事で何年も彫り続ける事が可能だとか…

クレオスのラインチゼルは鉤爪状になっており抵抗力が大きいのでノミ状の物に比べ少し力が必要ですね、メリットとして少ない回数でしっかり彫れる。デメリットとして引っかかり等でミスが起こりやすいとも言えます。(0.5の線ヨレはガイドズレが問題だったのでコレは無関係です)

掘る時のコツは全てのスジ彫り工具に言えますが、基本は優しく撫でる様に彫っていきます。また「ケガキ針」などでアタリを付けましょう。

それと刃がしっかり真上・垂直になっている事を確認・意識しましょう。斜めってるとキレイな線が出ませんよー!

太さの選び方目安

HGのガンプラならば0.2か0.15が一般的ですね。私は0.2mmは「ファンテック スジ彫りカーバイト」を使用しております。出来れば両方欲しいのが本音。

こちらは「スジ彫りカーバイト」

「スジ彫りカーバイト」も0.15mmが欲しいのですが在庫が見当たらなくて(^o^;)

彫り心地としては「スジ彫りカーバイト」に軍配が上がりますかねぇ。値段が倍以上するのでここは仕方なしって所ですね。ただ出来栄え自体はどちらも区別が付かないくらいなので、あくまで操作性の話になります。

そしてMGのディテールの彫り直しになると0.3mmが有ってもいい気がしてきます。0.2mmでもいけそうですがガンプラの既存モールドはHG0.2・MG0.3くらいな部分が多い感じです。新規に掘る場合はMGでも0.15mmを使っても良いかと。

0.5mm以上の出番は太いモールドを掘る時(当たり前か)私が最も良く使う場面は段落ちモールド化する時に広い段にする為に使用しております。

太い程彫る為になぞる回数は増えていきます。0.5mmだと深彫りはかなり大変ですが、太さ的に深く彫っちゃイカン所に使うので特に気にはなりません。ただ最初の1彫り目は神経を使います(^o^;)

スジ彫り用のアイテムで一定ラインのメーカーや価格ならコレは使い物にならない!っていうのは聞いた事がないので、道具は使い方と慣れが一番かと思います。それと予算ですね(世知辛い)

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