逆エッジの処理に1mmのタガネ・カーバイトが効果抜群

最近Youtubeでも模型チャンネルが増えて楽しい限りです。

そんな中でプロモデラーの手法としてモールドの彫り直しの応用テク、逆エッジの処理について興味深かったので自分もやってみる事にしました。

使用するのは1.0mmという以前はどこに使うんだろうと思っていたスジボリカーバイト、BMCタガネが手に入らないとです(泣)

角を使って掘る・スミ入れが捗る捗る

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逆エッジの処理について軽く解説、画像も拙いですが一応用意しました。

タガネ・カーバイトを矢印の様に斜めに傾け、角を使って軽くなぞって彫っていきます。

こういった部分に普段使う0.15mmだと太すぎる、っていう話なのでこの手法。けがき針はアタリ付けには良いですが正確でキレイなミゾを彫るという所には至れないのでタガネ・カーバイトの出番。

縦方向も処理してやるとキレイになります。こちらも少し傾けてエッジ部にのみ刃が当たるように、です。

実践例その1・スミ入れが細くキレイに流れる

模型工作のお試し台となっているEGガンダムのふくらはぎ。

こういう部分ってスミ入れすべきか…でもキレイに流れないよね…うるさくなっちゃう…

おそらく多くの人が通る道、そこで今回のテクニックをお試し。画像左が加工後、右が素です。上述の方法でスジ彫りを施してウェザリングカラーを流し込み、即座に拭き取り。

普通はすぐに拭き取りませんがお試し、という事で。

結果としてはいい感じですね。モールドも細いのでうるさくなく、拭き取りに対しても強いです。そしてスミ入れする時にキレイに塗料が流れていきます。

実践例その2・立体感が強くなる

それともうひとつの効果。これまたEGガンダムの肩アーマー。

1パーツで成形されており上部が逆エッジになっているので試すのに丁度良かったです。

画像左側が処理後、右が素の状態です。写真は出来る限り真上から撮ってますが、立体感が段違いですね。こういう部分が1番効果大きいかもです。自分でもビックリしました。

見違えて見栄えが良くなるので基本工作の1つとして今後取り入れていこうと思います。

プロモデラーさんはできる所全箇所に施したりするそうです、流石プロですなぁ。

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