僕個人として今一番アツいガンプラシリーズが『エントリーグレード』ですね。
価格、塗装のしやすさ、色分けなど様々な面でかなりのパフォーマンスを持つキット。
コストダウンの限界に挑戦しながらもHGを超えるレベルまである色分けはやはり驚愕ですね。

ランナー構成・スライド金型や各部のパーツ分割が匠

A1ランナーは多色成形となっており、各部の赤・黄色・シールドのホワイト・胴体部のダークブルーが中心となっています。
EGってパーツ配置がなんというか独特ですよね、最低限のコストで最高効率を求めていそうな感じです、熟練の設計が必要そうですね。

A2ランナーも多色成形となっています。主に脚パーツのイエローやダークブルー、ビームライフルのホワイトが付いています。

Bランナーはホワイト単色のランナーで全体のホワイト部分をまかないます。
ヘルメット・前腕・脚部パーツがスライド金型によって1発抜き成形されています。
特にスネのパーツ分割は今までにない見事なパーツ分割となっています。

Cパーツは関節などのグレーを担うランナーとなっています。素材はKPS。

Dランナーは頭部ツインアイと額のセンサー部のパーツとなっています、こういったパーツがエメラルドグリーンみたいな明るい緑色での成型色は珍しいですね。
取説はEGならではのシンプルな物、今回はアムロマークのマーキングシールが付属しています。
組み立て工程・上半身
頭部

頭部パーツ、6パーツ構成となっています。
額のセンサーのグリーンまでしっかりと色分けされています。

組み立てて、アンテナには安全基準のフラッグが付いていますので切り取ると見栄えがよくなります。
ツインアイのグリーンがいい感じの色合いでソリッドカラーもメタリックとは違う良さがありますね。
頭部形状もHGUC寄りのマスクなどが大きいデザインとなっています。
胴体

胴体は10パーツ構成。
これまたパーツ分割が素晴らしくダークブルーの胸部と腹部ホワイトは後ハメができる設計になっています。他のパーツも同じく取り外しが楽です。
胸部ダークブルー部が前後分割で合わせ目アリ。
バックパック

フィンファンネルが無いのが残念ですがバックパック。
中央基部に左右からパーツを挟み込む斬新な分割。
各ブロックのホワイト、サーベルラックのイエローとダークブルーのラインまでパーツで色分けされています。
HGUCのフィンファンネルが取り付け可能との事。
いずれフィンファンネルとバズーカ出して欲しいですね。

ごちゃってますが腕部、前腕部は左右非対称のデザインですね。
前腕はグレーの軸にホワイトの装甲を差し込む形になり、開口されている◎モールド部の下にグレーが出る様になっています、素晴らしい…
肩のスラスターのイエローも色分けされています。
下半身
脚部

足首はシンプルな構成、外装とジョイントでの構成、つま先のイエローが色分けされているのが嬉しい限り。

脚部、少ないパーツながらスラスターや膝のイエローまで色分けがされています。
ふくらはぎのバーニアもしっかりと造形されています。
関節はC字ジョイントになっており塗装する時とても楽ですね。
腰部

色分けの為なにげにパーツ数は多め。
中央のV字のイエロー色分けはファーストと同じく、サイドアーマーのイエローがしっかり色分けされています。
フロントアーマーの上部はスリット開口されており見栄えが良いですね。
リアアーマーのレッドもしっかり色分け。
武装

シールドは3パーツ構成、元々νガンダムのシールドはシンプルですからね。
スリット開口されており基部のグレーのディテールが見えるようになっています。
ビームサーベルも3パーツ、サーベルはデザインが複雑ですからね。
ビームライフルも3パーツ、装備は全部3パーツですな、ホワイトのパーツを合わせて上からダークブルーのパーツをかぶせますのでそのままでも合わせ目が気になりにくいです。
組立完了・アクションポーズ

とてもスタンダードなデザインのνガンダムと言えますね。
ただイジってるとやはり関節強度に難がある感じですかね、自分のはちょっと肩部が緩いです。
ここらは瞬間接着剤を盛るなどして強度を上げていこうと思います。
しかし定価1100円の4枚ランナーで作るキットとは思えないクオリティ…

3mm穴があるのでアクションベースに対応。
ヒジや肩の可動も中々良好なのでガッシリポージングできます。

思わずやってしまうSEEDポーズ、このポーズ考えた人天才か!
今回はレビューなので弄ってませんがフロントアーマーは切り離すだけで独立可動にできます。
脚部の可動も良好です。



元がガッチリしているので素立ちでも全然カッコいいですね。
スミ入れもしていないのにこのカッコよさ。
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