
ガンプラ製作ムックである【ガンプラ凄技テクニックHG編~ガンプラ簡単フィニッシュのススメ~】が発売されました。
コロナ禍でモデラーが増える中、でもまだエアブラシでの塗装は…となっている方も多いと思われます。むしろ以前からも塗装派のが少ないですかね。
そんな中、オススメできるガンプラ仕上げテクニックが「簡単フィニッシュ」ザックリ言うと成型色につや消しトップコートを吹く事で塗装したかのような質感を得る事ができます。
MG多めの前作から続き今回はHG編となっております。
ガンプラで一番ターゲットが広いと思われるHGでの簡単フィニッシュ例はとても参考になりますね!
工具・工作テクニックからウェザリングや二次元塗りまで
巻頭にはオススメの工具紹介。簡単フィニッシュをするのに最低限な工具達が紹介されています。
「HGUC RX-78-2 ガンダム」
最初の作例は「HGUC RX-78-2 ガンダム」部分塗装とウォッシングによるフィルタリングでの仕上げ、ウェザリングで汚すのに抵抗がある方でもウォッシングでフィルタリングして色調を変えるのイメージがガラリと変わるのでオススメ手法です!
作例では定番のブラウンによるウォッシングで落ち着いた色調のガンダムになっています。ブラウンがかるのでどことなくセイラマスオさん風になりますね。
「HGUC Ex-S ガンダム」
HGUCでは結構古く、製作難易度もかなり高い「Ex-S」合わせ目消しなどの基本工作に部分塗装やマスキング、スプリッター迷彩と高難度キットを簡単フィニッシュならではの作り方で紹介されいます。
こちらもフィルタリングが施されています。いやマジでフィルタリングはオススメ手法なのですよ。
「HGUC ジム・カスタム」
成型色仕上げの第一人者・セイラマスオ氏風に徹底改修を目指す作例。
ヘアアイロンで成型色ランナープラバンを作ったり、デザインナイフでのスジボリ、プロポーションの変更など簡単フィニッシュの限界に挑んでいます。
ここまで出来る!っていうのがもっと広まると良いですね。
「HGUC ユニコーン・ガンダム」
表紙を飾っている作例。
2013年のオラザク選手権で世間をあっと言わした「二次元イラスト塗装」
簡単フィニッシュでもこの表現ができるという事でアクリルガッシュやマーカーを用いて製作されております。
イラスト風に影を塗ったり光彩による色調の変化や輪郭線の書き込みなど、従来のガンプラ製作では無かった方法が紹介されています。

今回の「HG編」が気に入った方は前回の簡単フィニッシュのススメもおすすめですよ!
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