最近話題のアタック力(溶解力)が強いうすめ液。
そこそこ前からガイアノーツのプロユースシンナーを使用してましたが、その時の印象は乾燥が早いなぁ、くらいの物でしたが最近色々なうすめ液、希釈率を試す様になって効果の実感に至ったのでその事について書いていきます。
うすめ液で変わるって事を実感したのでご参考になれば幸いです。
うすめ液の力で変わる希釈率
最近トップコートの練習として100均のスプーンで修行に励んでおりましたが、そこで体感したうすめ液によって変わる希釈率。
まず簡単にうすめ液を2つに絞ったレポートです。
環境はハンドピース「クレオス プロコンBOY0.3mmプラチナVer2」コンプレッサーは「クレオス L7リニアコンプレッサー」と「クレオス プチコン」です。修行用塗料はガイアノーツ「EX-10フラットクリアープレミアム」
※つや消しトップコートでの基準です。
クレオスMrレベリングうすめ液
最近の定番希釈率である1:1くらいにするとL7やL5だと吹けるのですがプチコンでは詰まりやすくて吹きにくいですね。1:1希釈は塗料の粘度のコンディション次第では濃すぎる事もしばしば、希釈しての粘度を見ながらがベストですね、ここは感覚というザックリとした理論にしかならないです。
1:2はラッカー系では扱いやすいレンジ。私も一時期はこの希釈率に落ち着きました。プチコンで低圧で吹いていくならこれくらいは希釈したいです、じっくり塗り重ねていく感じになるので下地の色や塗装色次第では根気が必要。
メリットとしてはリターダーによるレベリング(表面張力)によってキレイな塗装面を得る事ができます。失敗がしにくいというのが良きポイント。
コツの掴み方というかポイントはどれくらい塗料が吹き付けられているか把握を意識する所ですかね、吹付け量を1:1でも1:2にしても大体で分かると失敗は少なくなっていきます。ここはトライ&エラーですね。
私は薄吹きするクセがあるのでちょっと多いかな?ってくらいの吹付け量が丁度よかったりします。ここも個人の感覚で変わってきますが。
ガイアノーツプロユースシンナー
今思うと乾燥が早いなくらいしか思ってたなかった自分は道具にふりまわされていたのですね。
プロユースシンナーだと詰まりにくい印象、乾燥は早いのも売りですが手早く塗装するのに慣れないとザラっとした梨地になりやすいですね、塗りながら慣れろって事ですね、プロユースってのは扱い方の方でも言える事なんだだなぁと。
希釈を薄めにしてみて回避する事もできそうですな。
乾燥が早いので塗り重ねる作業との相性バツグンですねぇ!
安定のレベリング、慣れた人にはプロユース
結論になるとこうなります、プロユースってのは性能が高いだけではなく使う側も分かっててねって感じですかね。
レベリングでも塗り重ねる回数や量の調整でプロユースに近い塗膜を得る事ができるのでそこは好みのうすめ液で精進するしかなさそうです。
プロユース超えと言われるtipoマルチシンナーも所有しておりますが、ガンプラだとオーバースペック感があるので入手性とコストも考えると安定のリターダー入りのレベリングうすめ液やブラシマスターが安定ですかねぇ。
tipoマルチシンナーはフィニッシャーズの塗料やツヤが命の塗装の時などここ一番で頑張ってもらう予定です。
私のフッ素入系つや消しトップコート不調から始まった毎日プラスプーンにトップコート検証で大事な事が得られたのでやはり模型はトライ&エラーだと実感しましたね(*´ω`*)
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