
塗装ブースを自作しました、2月頃にUSBファン駆動の1号機を作り案外作れる物だな、と思い今回の2号機はしっかりとした換気扇を選びました。
塗装ブース自体、高儀EARTH MANのHCPP-150(いわゆるレッドサイクロン系列品)を最初に買ってて吸引力は満足なのですが何せ音が掃除機かドライヤーかってくらいあるので夜間の使用は躊躇われます。(夜こそモデリングタイムなのに…)
タミヤのツインファンやクレオスのスーパーブースに買い替えも検討しましたが、吸引力や値段的に自作する、という事にしました。
水性の場合だと良さそうなUSBファン使用の1号機
USBファン2基連結仕様のツインファンを使用。
ダンボールで試作後、100均のボックスで製作。
ボックス後ろをくり抜きダクト受けのキャップを装着、ボックスのフタをくり抜きUSBファンを付ける、クリップで挟んでボックスと固定、空気が漏れる場所は布テープで目張ります。
ファン手前にレンジフードフィルターその上からネコの爪とぎをかぶせます。
とにかく安いが吸引力、特に少しの負荷で風力が弱まります。

大分散らかってて恥ずかしいので載せるか悩んだ1枚。風量を考え2基連結仕様版を購入。
自作お試しとして低予算&超コンパクトをコンセプト(ラップ調)として作った塗装ブース。友人に譲ったので改良途中のこれしか画像残ってなかったです(;^ω^)ガムテでフタ付けちゃうとメンテナンス性が(^O^;)
自分でも使ってましたが、0.3mmエアブラシでトリガー半分までで水性塗料を使う場合だとこれくらいの塗装ブースで十分です。ラッカーもミストは取りますが臭いが結構残りますね…
とにかく静かでコンパクト。夜間作業はコイツでしたね。水性塗料の場合だとこいつでも大丈夫そうな感じがありますね。
2000円しないファンと100均のボックス(フタ付き)ダクトホース、ホース受けのクーラーキャップがあれば出来ます。本体はダンボールでも良いですよ、加工もしやすいですし。
定番のシロッコファン換気扇を使用した2号機
FY-24BM6K シロッコファンを採用。(自作塗装ブースを考えて検索してる人はひたすら見る事になる魔法の記号)
デカイと評判で覚悟しててもデカイのでフードを作る計画が白紙になる。
やはり困ったら100均へ行く。
簡素ながらイイ感じにできる、これは換気扇の性能に救われています。

フードに100均のカゴを採用、底面もメッシュ状に穴が空いてます。ファンのネジ留め用の穴にネジとボルトを差し引っ掛けてるだけです。つまり…簡単に分離が可能!ネコの爪とぎハニカムも押し込んでるだけです。コンパクトを追求するコンセプトは2号機でも同じなので切り詰めていきました。
コンセントで仕様する為に電源コードも購入。コレが無いと動かせないです(^O^;)
ハニカムも以前のがまだキレイなので使い回しです、 側面の穴はテープかダンボールで埋める予定です。

100均の金網+工作用磁石をセッティング、本体が金属なので磁石を使えるのは良ポイント。
これが無いとコイツの風力だとフィルターを巻き込みかねません。
左右両端のネジにアミアミカゴを引っ掛けてフードにする仕様です、隙間から吸気ロスとかしそうですが、真っ直ぐに空気を吸う感じなのでほぼロスは無いです。
それとすんごくリアヘビーな重心なので後ろにこけない様にキャップを取り付けました。
しかしこの2号機結果的に工作らしい工作は全然してないです…ネジ使って磁石使ってくらいです…

ファン本体が元々デカイだけに軽くフード付けるだけで作業スペースはガンプラだと十分に思えます。写真のガンダムはMGです。
排気ダクトはEARTH MANのHCPP-150の付属ダクトが100mmでジャストサイズ、漏れも無かったのでそのまま使います。
風量はかなりの物ですね、HCPP-150もかなり風力が強い部類ですが同等かそれ以上かと、シロッコファンは静圧(押し出す力)が強いのでフィルターなどを通しても風力の低下がみられません。
取っ手があると助かるなぁ、って思います(完全に用途違いで使ってますが)
音も静かです、扇風機くらいですかね、ファンの駆動音というか風を動かす風切り音のがメインな感じですかねぇ、ホント扇風機音。

結論になりますが、FY-24BM6Kは自作塗装ブースの鉄板とされている理由がよく分かりました、これ以上の物になると市販最強のネロブースや互換ブースの構造をマネるしか無さそうかと。
とにかくコレで夜間塗装も問題なく出来そうなので塗装ハードルもグッっと下がりました。
これから春。田舎なので虫が入って来るとの闘いが待っていそうですが(^O^;)
それでは、また。
コメント