私の昔のイメージでは金属ヤスリは非常に粗くゴリゴリ削ってパーツも真っ白に…こんなイメージと実際に100均の金属ヤスリを使っての感想です。
しかし今現在では金属ヤスリも非常に良い物が多く模型に最適な物が沢山あります。
今回集めてきた金属ヤスリについてご紹介していきます。
クレオス匠之鑢(タクミノヤスリ)シリーズとても良い!

クレオス「匠之鑢」シリーズは3本所持。
並行単目・平の粗と細、単目板ヤスリの粗/細です。
単目ヤスリの良い所

単目ヤスリは1方向のみにミゾが入っており仕上がりがキレイなのが特徴です。
ヤスリの手入れがしやすいのも良ポイントです。歯ブラシやメラミンスポンジでササッと1方向に拭うだけでいいですからね!
削った部分は白化などもせず、デザインナイフやスクレーバーでカンナ掛けをしていったイメージでしょうか。
一見板状のパーツでも成形上のめくれなどがあるのでサクサク掛けていきピッタリとした面を出したいですね、またエッジ出しにも向いており、金属ヤスリでヤスって大まかにエッジを出したり、バンダイエッジを消してから当て木+ペーパーで仕上げると時短&丁度よい塩梅になります。
クレオス・雲耀・平・粗

粗は主にバリ取りや最初の整面段階で役立ちます。ガリガリ削れそうなイメージ…てか実際切削性能が高くよく削れます。
削りすぎない様に力を入れず手を添えるだけで削っていきます。コレは金属ヤスリ全てに言える使用方法なので念頭に入れて作業しましょう(*’ω’*)
最初は細だけ買ったのですが更なる時短と切削効率アップを目指して購入しました。
盛ったパテもゴリゴリ削り取ってくれます。
クレオス・雲耀・平・細

細かく目の入った細タイプ。
これも力を入れず丁寧にヤスっていくと白化や傷が少なくキレイに研ぐような感じでヤスっていけます。カットしたプラバンを整えるのに丁度良かったりもします。
サフを使う前提ならばこれを仕上げにしても良いレベルですねぇ(*’ω’*)
クレオス・雲耀・単目板やすり(粗/細)

無骨な板状の金属やすり。両面式で粗い面と細い面があります。
ひとつで粗・細が手に入るのでコストパフォーマンス高し!こちらはナナメに目が入っています。
矢印方向に向けてヤスっていきます。これを下敷きにしてパーツの方を動かしてヤスる事も可能。ヤスリを手で持って削る際も板なので角度などを把握しやすいです。
短所は完全金属製でちょっと重たい所ですかねぇ。でも個人的に1番推しです。
タミヤ・ヤスリセット(細目)

こちらは単目ではなく網目状に目が入っていますが細目仕様となっており、細かいプラスチックを削るのに丁度良い塩梅になっています。
3種類セットで1000円しないコスパも良好です。形状なども利用して単目では難しい部分で扱うと良さげですね。
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