古いキットではあるが素晴らしい造形表現
HGUC 1/144 ガンダムGP01 ゼフィランサス
発売日 |
2000年08月下旬 |
キットとしては2000年発売となっており、HGUCシリーズでも古参に入ります。
その分価格は抑えられており、1000円前半で買えるコスパが魅力、ただガンプラの値上げが発表されたので今後値上がりがあるかもしれませんね。
画像は古い時期のをサルベージしたので画像の粗さはご了承ください(汗)
色分けについては本体の最低限な部分はしっかりしています、頭部のツインアイが真っ白なのでシールや塗装が無いと味気ない感じがしますけれどね。
シールドが真っ白なのが時代を感じます、ここもシールが付属していますが、見栄え的に苦しくなるのは仕方なしですねぇ…塗装するとか面倒ならばシールドは付けないという選択もありますかね。
GP01はRGでも発売されているので単純にクオリティを求めるならばそちらが人気ですかね。
ただHGUC版の造形も良い表現力をしており、僕個人としてはカトキハジメ氏のデザイン画稿に近いHGUCの造形はとても好みです。
特にRGではツリ目なツインアイがジト目になっているのが高得点な部分です。
細かいグレーもこの時代にしては大分成形色で補ってくれています。
合わせ目も少ない部類で優れたパーツ構成になっており、目立つ部分は主に前腕、脚部は見事な分割で目立たないですね。
肩アーマーは現在でも合わせ目が出やすいポイントですが、ディテールとして馴染む形になっています。
可動範囲については時代を感じますね、今の目線だと簡易的な関節ですが、その分組みやすく簡単に分離するので塗装する時には困らないかと。
武装としてビームライフル以外にマシンガンが付属、ビームサーベルは真っ白な物になっています、ここは他キットの余剰パーツでクリア化したいですねぇ。
低価格ながらコアファイターⅡが付属します。
本体にコアブロックシステムを組み込めるギミックは無いですが、嬉しい付属品ですね、色分けも最低限されており、オマケとして十分。
古いHGなので色分け・可動が現在では厳し目ですが、それでも低価格で造形が気に入った方にオススメなキットですね。
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